【Psycholo Mag Vol.97】レガシー論文
おはようございます、Psycholo Magの皆さん。今朝のVol.97は、心理学の歴史に深い足跡を残した『レガシー論文』特集です。人間の本質を紐解く、まさに知的探検の旅に出発しましょう。暗黙の態度から人間の動機づけ、対処戦略、道徳心まで、今日は人間性の深層を探る5本の論文をご用意しました。難解そうに見えて実は私たちの日常に深く関わる、そんな研究の数々。一緒に、心理学の奥深い世界に分け入ってみませんか?さあ、コーヒーを淹れて、心を開いて、新しい知の扉を叩きましょう。
A Meta-Analysis on the Correlation Between the Implicit Association Test and Explicit Self-Report Measures
Wilhelm Hofmann, Bertram Gawronski, Tobias Gschwendner, Huy Le, Manfred Schmitt
Hofmann, W., Gawronski, B., Gschwendner, T., Le, H., & Schmitt, M. (2005). A Meta-Analysis on the Correlation Between the Implicit Association Test and Explicit Self-Report Measures. Personality and Social Psychology Bulletin, 31(10), 1369-1385. https://doi.org/10.1177/0146167205275613.
この論文は、暗黙的連想テスト(IAT)と明示的な自己報告尺度の関係を包括的に分析した研究です。126の研究を対象にメタ分析を行い、両測定方法の相関関係を探求しました。研究結果は、暗黙的・明示的測定が一般的に関連していることを示し、特に自己報告の spontaneity(spont……
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購読して続きを読むAssessing coping strategies: A theoretically based approach.
Charles S. Carver, Michael F. Scheier, Jagdish K. Weintraub
Carver, C. S., Scheier, M. F., & Weintraub, J. K. (1989). Assessing coping strategies: A theoretically based approach.. Journal of Personality and Social Psychology, 56(2), 267-283. https://doi.org/10.1037/0022-3514.56.2.267.
この論文は、人々がストレスに対処する方法を多面的に評価するための心理学的尺度を開発した研究です。研究者たちは、問題解決型と感情対処型の異なるコーピング戦略を15の尺度で測定するための質問紙を作成しました。3つの研究を通じて、この新しい尺度の信頼性と妥当性を検証し、個人のストレス対……
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購読して続きを読むA theory of human motivation.
A. H. Maslow
Maslow, A. H. (1943). A theory of human motivation.. Psychological Review, 50(4), 370-396. https://doi.org/10.1037/h0054346.
マズローの人間動機づけ理論は、人間の基本的欲求を階層的に捉えた画期的な心理学理論です。人間の欲求は5つの段階から成り、最も基本的な生理的欲求から始まり、最終的に自己実現の欲求へと発展します。各欲求レベルが満たされると、次の高次の欲求が顕在化するという特徴があり、人間の成長と動機づ……
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購読して続きを読むParental Monitoring: A Reinterpretation
Häkan Stattin, Margaret Kerr
Stattin, H., & Kerr, M. (2000). Parental Monitoring: A Reinterpretation. Child Development, 71(4), 1072-1085. https://doi.org/10.1111/1467-8624.00210.
この論文は、従来の子育て観を大きく転換させる重要な研究です。子どもの行動を追跡・監視する「モニタリング」は、これまで子どもの非行防止に重要とされてきましたが、著者らは、実際には子どもからの自発的な情報開示が親の知識の主な源であることを明らかにしました。スウェーデンの14歳の子ども……
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購読して続きを読むMoral Disengagement in the Perpetration of Inhumanities
Albert Bandura
Bandura, A. (1999). Moral Disengagement in the Perpetration of Inhumanities. Personality and Social Psychology Review, 3(3), 193-209. https://doi.org/10.1207/s15327957pspr0303_3.
この論文は、人間が非人道的な行為を行う際の道徳的な心理メカニズムを探求しています。バンデューラは、人々が非人道的な行動をとる際に、自分の道徳的な歯止めを解除(モラル・ディスエンゲージメント)する心理的な仕組みを説明しています。具体的には、非人道的な行為を正当化したり、責任を分散さ……
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