【Psycholo Mag Vol.99】行動科学・認知科学
おはようございます、Psycholo Magの読者の皆さん!今朝の行動科学・認知科学特集は、脳の不思議な仕組みを紐解く、エキサイティングな論文の数々です。記憶のメカニズム、ネガティブな情報への偏り、作業記憶の特性、そして視覚体験と錯覚の関係。一見難解に見えるテーマも、私たちの日常生活と密接に関わる興味深い研究ばかり。朝の一杯のコーヒーと一緒に、脳科学の最前線をお楽しみください。今日も科学の旅に出発しましょう!
Similarity is associated with where repeated-event memories fall on the semantic–episodic continuum
Oliver R. Bontkes, Daniela J. Palombo, Eva Rubínová
Bontkes, O. R., Palombo, D. J., & Rubínová, E. (2025). Similarity is associated with where repeated-event memories fall on the semantic–episodic continuum. Memory & Cognition. https://doi.org/10.3758/s13421-025-01729-6.
この研究は、繰り返し経験する出来事の記憶が、意味記憶とエピソード記憶の連続体のどこに位置するかを探求しています。参加者に自身の繰り返し経験した出来事の記憶を報告してもらい、出来事の類似性と記憶への依存度の関係を調べました。研究の結果、出来事の類似性が高いほど意味記憶への依存度が高……
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購読して続きを読むEXPRESS: Dwelling on the bad: Negative arguments and stimuli are given more weight in both cumulative and non-cumulative tasks
Devin M Burns, Emmanuel Pothos, Lee C White
Burns, D. M., Pothos, E., & White, L. C. (2025). EXPRESS: Dwelling on the bad: Negative arguments and stimuli are given more weight in both cumulative and non-cumulative tasks. Quarterly Journal of Experimental Psychology. https://doi.org/10.1177/17470218251347041.
この研究は、人間の情報処理における「負の情報」の特殊な影響力を探求しています。質問の順序や情報の組み合わせに関する実験を通じて、ネガティブな刺激が、その後のポジティブな情報よりも強い影響を与えることを発見しました。従来の信念調整モデルや量子確率論の観点から、人間の認知プロセスにお……
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購読して続きを読むThe mnemonic potency of functional facts
Stuart Wilson
Wilson, S. (2024). The mnemonic potency of functional facts. Psychonomic Bulletin & Review. https://doi.org/10.3758/s13423-024-02617-x.
この研究は、私たちが日常生活で物の「使い方」に関する情報をどのように学び、記憶するかを探求しています。研究者は、物の機能に関する事実(functional facts)は、機能とは関係のない事実(nonfunctional facts)よりも効率的に記憶されることを実験で明らかに……
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購読して続きを読むSignal Intrusion Explains Divergent Effects of Visual Distraction on Working Memory
Ziyao Zhang, Jarrod A. Lewis-Peacock
Zhang, Z., & Lewis-Peacock, J. A. (2025). Signal Intrusion Explains Divergent Effects of Visual Distraction on Working Memory. Psychological Science, 36(5), 316-331. https://doi.org/10.1177/09567976251331039.
この研究は、視覚的な妨害が作業記憶に与える複雑な影響を解明しようとしたものです。従来の研究では、妨害が記憶のバイアス、精度、推測率に異なる影響を与えることが分かっていましたが、この論文では「信号侵入モデル」を提案し、これらの矛盾する結果を統一的に説明できることを示しました。実験の……
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購読して続きを読むSusceptibility to spatial illusions does not depend on visual experience: Evidence from sighted and blind children
Sarah M Cooney, Corinne A Holmes, Giulia Cappagli, Elena Cocchi, Monica Gori, Fiona N Newell
Cooney, S. M., Holmes, C. A., Cappagli, G., Cocchi, E., Gori, M., & Newell, F. N. (2025). Susceptibility to spatial illusions does not depend on visual experience: Evidence from sighted and blind children. Quarterly Journal of Experimental Psychology. https://doi.org/10.1177/17470218251336082.
この研究は、視覚的錯覚が生得的な知覚メカニズムに基づいているかどうかを調べたものです。視覚障害のある子どもと健常な子どもを対象に、エビングハウス、ミュラー・リヤー、垂直–水平の3つの空間的錯覚を視覚、触覚、両モードで検証しました。興味深いことに、先天的に視覚障害のある子どもも、健……
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